Mac & Mercurialユーザーにオススメ、TortoiseHgのナイトリービルド版があるよ

熱心なMercurialユーザーに支持を集めるTortoiseHgですが、 そのTortoiseHgのMac向けのビルド版がダウンロードできるようです。

ここでは簡単な紹介と、Non-ASCII件で起こる問題の解決方法を書きます。

TortoiseHgとは

MercurialのGUIクライアントです。 Git難しいDVCS難しいという方にこそオススメしたいMercurialですが、 そのGUIクライアントのなかでも優秀と評判なのがTortoiseHgです。

私個人的に、SourceTreeなどと比べて、TortoiseHgが素晴らしいのは Mercurial Queue(MQ)対応です。Mercurialの拡張機能への対応も充実しているのは とてもありがたいです。というのも私は普段MQも使っているので、MQなしではやってら れなくなっちゃいます。

導入手順

導入手順といってもビルド版なので基本はダウンロードするだけです。

これをダウンロードして解凍して起動するだけです。

Thanks Kevin!!11!!

日本語問題対応手順

ですがこのままでは日本語で文字化けしてしまいます。 以下のようにして解決しましょう

環境変数設定

Mercurialで使用する文字コードを決めるには環境変数にHGENCODING=utf-8を設定をすればよいです。

ですがただ ターミナルから設定してもMacの各アプリケーションには有効にならないので グローバルな値として設定しましょう。

まずは以下のファイルを管理者権限で作成します。

  • /etc/launchd.conf

そしてそこに、以下のように環境変数の設定を書いてやります。

  • setenv HGENCODING utf-8

あとは再起動するだけです。

この記事に助けられました(SnowLeopardでしたがうまくいきました)

Mercurialユーザーの春がきた

Note

この手順を適応すれば例えば Mac + Pycharm(Python向けのIDE) + Mercurialの連携時に 発生する日本語問題にも対応できます(Pycharmからannotateしたら文字化けしたりしますよね)。