Southで複合インデックスを貼る
Southで複合インデックスを貼る。 複合インデックスを使いたい場合、Djangoだと1.5からしか対応してない。
でも複合インデックスを手動で貼るのはツライ。 そこでこの記事では
- Southから複合インデックスを貼る方法
あと
- Southで吐いたインデックス名を取得する方法
を書く。
名前を取得する理由としては 「生クエリを吐かせて、そこでインデックスのヒントとして与えたい」なんていうときに 使う。
この複合インデックスを貼る機能はSouthの0.4から使えるそう。 今回はDjango1.3、South0.7で動作確認している。
Southで複合インデックスを貼る
自前でmigrationファイルを書いてやる。 0001_add_idx_table_name_column1_column2.py とか名前つけてあげて app/migrations/ 以下においてあげるだけ。
create_index を使えばできる。
from south.db import db
from south.v2 import SchemaMigration
class Migration(SchemaMigration):
def forwards(self, orm):
db.create_index('table_name', ['column1', 'column2'])
def backwards(self, orm):
db.delete_index('table_name', ['column1', 'column2'])
まぁそれ以上でも以下でもない感じ。テーブルとカラムを指定してあげるだけ。 もちろん単一カラムへのインデックスも貼れるよう。
これでマイグレーションすると ‘column1’, ‘column2’ への複合インデックスが 貼られる。
手で書くなら
ALTER TABLE table_name ADD INDEX idx_table_name_column1_column2 (column1, column2);
って感じかな。
で、インデックスヒントとか使ってやりたい場合にはインデックスの名前が必要なわけだけど、 Southにインデックス貼らせるとインデックスの名前が自動で生成される。 この名前を取ってやりたい。
Southが貼ったインデックスの名前をとる
意外と簡単。
from south.db import db
index_name = db.create_index_name('table_name', ['column1', 'column2'])
create_index_name にインデックス作ったときと同じ条件を渡してやるだけ。 まぁ constracts.py にでも書いておくのがいいかな。
ただドキュメントに書いてないからソースコード読んでみたほうがいい。
ちょっとインデックス名指定して作れたらいいのに、と思ったけどそれほど需要もなさそう。 まぁ取れるならいい。